こんにちは、地図アプリ担当の田中です。寒い日が続きますが皆さん風邪などひいていませんか?
さて突然ですが、今日は私たちYahoo!地図のプロジェクトメンバーがこの数カ月間、手塩にかけて育ててきた iPhone版「Yahoo!地図」アプリ のリリース日です!
わが子のようにかわいいこのアプリを皆さんにご紹介します!
使いやすさが大幅アップ!
回転できるようになりました
「回転できます!」と口で言うのは簡単ですが、実はそのためにはとてつもなく膨大な地図データを、一から組み直す必要があります。
ちょっと小難しい専門用語を使って説明すると、今までは「ラスター地図」という1枚の絵のような画像データを採用していましたが、このたび「ベクトル地図」に変更することによって、回転やスムーズな描画が可能になったのです。
この変更はとても大変な作業で、"リニューアル"とはいえプロジェクトの開発メンバーは『まったく新しいアプリ』を作る気持ちで開発に臨みました。
地図の回転について
現在地取得ボタンを2回タップすると、自分の進行方向が上になるよう地図表示が変わります。また、2本指で地図上を回転させると好きな向きで表示できます。ぐるぐるグリグリ…ついいつまでも触っていたくなります(笑)。ぜひ一度お試しくださいね。
営業中のお店を表示
おなかがぺこぺこ、すぐに食べられるお店を見つけたい! という時には検索窓をタップしたあと、レストランアイコンをワンタップすれば地図上に営業中のお店がひと目で分かるよう表示できます。
オレンジが営業中、グレーが営業時間外、グリーンが営業中情報なしを表現しています。
開発中はアプリのテストを兼ねて、残業後にこれでよくお店を探して遅い晩ご飯を食べに行きました。
アプリ内のボタンをあなた好みに
地図アプリの中で最もよくタップされるところ…それは現在地取得ボタンです!
このボタンの使いやすい位置は右なのか左なのか、プロジェクトでさんざん検討しましたが、両方の意見がありなかなか決着がつきませんでした。
それならばいっそユーザーに選んでもらおう! ということになり、ボタンの位置を左右選択できるようになりました。※
このほかにも、地図を拡大縮小できる「+-ボタン」は、表示・非表示を選ぶことができたり、押し続けると縮尺の限界まで反応し無断階でズームイン・ズームアウトを続けたりできます。細かいですがこれは地味に便利です!
※iPhone版限定機能です。
楽しい機能も搭載!
動きを感知して自動で地図が変化する!
地図アプリの全く新しい挑戦として、人の動きを感知すると自動で表示が切り替わる機能を搭載しました! ※
パッと見で地図が分かりやすいよう、文字はぐっと大きく見やすく、ボタンも押しやすいよう大きく変化します。
個人的には文字やボタンがニュウっと大きくなったり小さく戻ったりする瞬間を見るのが楽しいです。
※iPhone版限定機能です。
※この機能は左上のメニューバー、もしくは地図切り替えアイコンの「振動感知」からオンオフを切り替えられます。
鳥の目で地図を見てみよう
2本指で下から上へスワイプするだけで、バードビューに切り替えられます。
建物が3D表現されるのはもちろんですが、東京スカイツリーや梅田のスカイビルなど全国33か所のタワーや超高層ビル、ドームなどはちょっとリッチに表現しています。なぜか東山スカイタワーという少しマイナーなタワーも3D表現されているのは、製作者の思い入れのなせる業でしょうか(笑)。
どんな建物が3D表現されているのか、探してみてくださいね。
最後に
今回ご紹介した機能以外にも、これまでもご好評いただいている雨雲レーダーや鉄道路線図も、もちろん搭載しています。
見やすさ、更新の早さはそのままに、基本の地図機能がぐんと向上した iPhone版「Yahoo!地図」アプリ を、ぜひお試しください!
なお、今回のアップデートにともない、ARルート案内機能、地形図などテーマ別地図デザインの提供は終了しました。
(文:田中)
■Yahoo!地図アプリ 特設ページ https://map.yahoo.co.jp/promo/