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開通直前!「山手トンネルウォーク」詳細レポート ~首都高中央環状線(前編)

[紀行・たび日記]  2015年3月3日



いよいよ3月7日、首都高中央環状線が全線開通します。
開通に先駆け3月1日、開通区間の一部である五反田出入口付近で「山手トンネルウォーク」イベントが開催されました。今回のブログは、Yahoo!カーナビのスタッフによるトンネルウォークの参加レポート前編です!

開通前ウォーキング初体験、右も左も気になるものばかり

ウォーキングコースは五反田入口から大橋JCT方面へ進み、途中折り返して反対車線に移り大井JCT方面の五反田出口まで歩くというものでした。
(画像をクリックするとYahoo!地図が開きます)


参加者が集まりはじめた五反田入口。この日はあいにくの雨で気温も低め。来場者がもしかしたら減るのでは?と思っていましたが、入り口から既に大混雑。約2万人が参加ということで、入場持ちの列が発生していました。


入口の看板を見ると、地上の工事は3月30日までかかるようです。この辺りはもう少し工事が続きそうです。


さぁいよいよ入口から地下に入ります!まだ開通前ということもあり案内標識はまだカバーで覆われています。


『首都高』の文字を徒歩で通過。これはなかなかない機会。一気に気分が盛り上がってきました。


普段車に乗るときは全く気になりませんが、徒歩でトンネルに入るとまずこの急勾配に驚きます。一気に大深度まで潜るのでかなりの急坂。下りで良かった…(後ほど似たような坂を上ることにはなるのですが)


トンネルに入ったあたりで周囲が意外と暖かいことに気がつきました。この日地上は10℃以下の肌寒い気候だったのですが、地下のトンネル内はまったく寒さも感じず、ちょうどいい暖かさでした。

見えてきたのは入口ゲート。2車線分ありました。ETCレーンを時速3kmくらいで通過します。


警察署の管轄区切りが表示されていました。この上はちょうど品川区と目黒区の境になっています。下の方にチョークでメモが書いてありますね。


ここまで随分歩いたと思ったのですがなんとスタートはここから…。大橋JCT方面に向かって歩きます。スタート直後は緩やかなカーブで、道路が水平ではないため平衡感覚が狂いそうでした。


交通量の多い道路の設備は排気ガスで真っ黒な状態になっているものをよく見ますが、さすが新規開通路線、すべてピカピカです。天井の配管も光っていて、路面の舗装やラインもくっきりときれいでした。


ちなみに60キロ制限の表示は傘と比較してもこの大きさ。高速走行時にも見やすい大きさです。


非常口がかなり短い間隔で設置されていました。大井JCT方面行きのトンネルがこの扉の向こうにあります。ここは非常口でつながっていて緊急時は隣のトンネルに避難することが可能です。


そして道路を挟んで向かい側の壁には『反対側にあります』の表示。非常時に火災などで視界が悪くなるとこういった案内は避難者の大きな手助けとなります。


車両感知器なるものがありました。これは渋滞情報などに活用するため車両の存在を感知するものです。耳を近づけると「ビーッ」という微音がします。


実際に歩いて気づいたのですが、進行方向の左側は、非常口に向かう歩行者や緊急車両の走行のため路肩の幅が広く確保されています。逆に右側の路肩はほとんどありません。
またしても登場の傘で測ってみます。左側は傘一本分あまり、右側は持っていったiPadminiより少し大きい程度でした。狭いトンネルを安全のために少しでも有効に使っているのがわかりました。


まだまだ見どころはいっぱい。「山手トンネルウォーク」後編へ続きます。
(文:浅井)

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