Name: 八王子消化器病院
Address: 万町八王子駅, 八王子市, 東京都, 192-0903, JP
Telephone: 042-626-5111

消化器科

病院

月 08:00-16:00
火 08:00-16:00
水 08:00-16:00
木 08:00-16:00
金 08:00-16:00
土 08:00-12:00
日 定休日

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当院は、1983年に医療法人財団聖仁会中山記念胃腸科病院として開設されました。消化器外科の世界的権威であり、当院の開設者でもある中山恒明初代理事長は、東京女子医科大学に消化器病センターを開設し、若手医師の臨床研修のための医療練士制度を創設しました。その制度の卒業生達は全国各地域の第一線で活躍、当院でも幾多の練士が日夜を分かたず活動し、八王子消化器病院と名称を改めてからも、東京女子医科大学の主要関連病院として成長してまいりました。現在では、近隣の医療機関から検査・治療目的での紹介を受けるなど多摩地域における消化器疾患専門病院としての役割を担っております。

八王子消化器病院

八王子

京王片倉

山田(東京都)

「そもそも内視鏡ってどのような機器ですか？」
消化管内に管状のスコープを挿入し、内部の状態や病気等を直接観察するための機器です。
スコープの先端部は上部消化管内視鏡（経口用）の場合、約9mmで鉛筆とほぼ同じ太さです。スコープは柔軟性があり、曲がりくねった消化管の内部を滞りなく、かつ傷つけることなく進められるようになっています。また、スコープ内部には、鉗子（かんし）・吸引（きゅういん）チャンネル、送気・送水チャンネル、照明用の光を伝送するライトガイド、画像を転送するための経路等が内蔵されているため、消化管内を拡大表示して仔細に観察したり、組織細胞を採取したり、ポリープ等を切除することもできます。

よく寄せられるご質問内容

インフルエンザワクチンには、感染自体を完全に抑える働きはありませんが肺炎や脳症等による重症化を予防する効果が期待されます。特に、基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられていますので、接種が勧められています。

実施期間：2024年1月31日まで
接種費用：1⃣ 高齢者予防接種（公費補助）対象者：2,500 円(税込)
※ 八王子市内にお住まいの65歳以上の方等が対象となります。
   （近隣市：町田市、日野市、多摩市、稲城市にお住いの方も可）
※ 市からの予防接種助成券の配付はありません。
　　　　　2⃣ 任意接種：4,400 円(税込)

なお、ワクチンは数量に限りがありますので、早めにお申し込みください。

■ インフルエンザワクチン予防接種のご案内

膵臓病を早期発見・治療するためには、膵臓の働きや膵臓病の病態、そして検査・治療方法について知っておくことが重要です。
そこで、次回以降数回にわたり「膵臓病講座」と題して連載して参ります。
（当院おおるり第54号より抜粋）

膵臓病について2⃣

はじめに

「胃が痛い」ので検索を受けたが『異常なし』、処方された医薬を服用したが症状が改善しないということはありませんか？
近年我が国においては急性膵炎・慢性膵炎・膵癌などの膵臓病が増加しています。
膵臓病は目立った特徴的な症状がないことから「沈黙の臓器」と云われています。
そのこともあって、特に膵癌では発見が遅れることから「暗黒大陸」と云われ、恐れられる所以です。実際に発見されたときには病勢がかなり進んでおり、手の施しようがないことも多く、他の消化器癌の5年生存率が70％程度となる中、膵癌では10％前後と低い状況にあります。

膵臓病について1⃣

そのため、病因の解明と病態に基づいた治療が望まれますが、現在では徐々に病因が明らかとなり、様々な治療方法が開発されています。
次回以降、本疾患（以下「ＵＣ」）の基礎知識についてご説明していきます。
疾患をより良くご理解いただくことで、患者の皆様とご家族が平穏な日常生活を送るための一助になれば幸いです。

UCでお困りなこと、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

潰瘍性大腸炎について2⃣

潰瘍性大腸炎（Ulcerative Colitis：UC）は、原因不明の難治性の慢性炎症性腸疾患であり、現在の進歩した医学においても根本的な治療法が確立されていません。近年、患者数の増加に伴い広く認知されるようになり、当院においても診察する機会が増えています。この疾患は、若年層の患者の割合が比較的多く、また症状が良くなったり（寛解）、悪くなったり（再燃）を長期間にわたり繰り返すことも特徴として知られています。このため、学業・就職・結婚・出産・子育て等のライフイベントに影響を及ぼし、患者のＱＯＬ（Quality of life：生活の質）が大きく障害されることがあります。

潰瘍性大腸炎について1⃣

たとえば・・・

☑医療費についてわからないことや心配なことがある。
☑福祉制度や介護保険の利用の仕方を知りたい。
☑リハビリテーションや療養を目的とした病院・施設を紹介してほしい。
☑医療の安全管理や個人情報保護について相談をしたい。

外来総合案内、またはお近くの職員に気軽にお声かけください。相談員がお伺いいたします。
なお、お聞きした個人情報は、他に漏れることのないよう、厳重に取り扱うことをお約束いたします。

受付時間
月曜日～金曜日　9：00～17：00　土　9：00～13：30

医療相談室のご案内3⃣

社会医療資源(社会保障サービスや医療・介護施設等の総称)に関する情報提供と対話を通して、問題解決の糸口を一緒に探していきたいと思っております。
駅前の交番で道を尋ねるように、当相談室をお気軽にご利用頂けましたら幸いです。

医療相談室では、入院・外来を問わず、患者の皆様の療養生活に伴う様々な問題や心配事のご相談に応じています。
相談員は医療チームの一員として、医師・看護師等の院内スタッフはもとより、地域の関連機関とも連携をとりながらサポートいたします。

医療相談室のご案内2⃣

・医療相談室とは
患者の皆様が病院を受診されるとき、それは文字通り「病気を患った方」としてお越しになるときだと思います。
しかし、それはひとりの人間のうちでは患者という一側面でしかありません。
患者の皆様は「患者」である以前に、父母であったり子であったり、あるいは勤労者や家庭の主婦というように様々な側面をもった「生活者」として暮らしを営んでおられます。
医療相談室では、その「生活者」としての視点から患者の皆様の療養生活に伴う様々な問題や心配事のご相談に応じております。

医療相談室のご案内1⃣

・人間ドック後のフォローも対応しています
…病気が発見された場合も安心して治療を受けていただけます。

・インターネットでも予約が可能です
…他の人間ドックと比較したうえで、インターネット予約も可能です。

※お申込み
・受付窓口またはお電話にて予約をお受けいたします。
・日、祝日を除き、毎日実施しております。
・日程はご相談の上で決めさせていただきます。
・予約取り消しおよび日程変更は、遅くとも2日前までにご連絡いただきますようお願いします。

当院の人間ドックの特徴2⃣

当院の人間ドックでは、生活習慣病の健診はもちろん、専門施設として消化器疾患の早期診断に資する高精度の内容を提供いたします。

（当院の人間ドックの特徴）

・消化器疾患を専門としています
…特に食道、胃・十二指腸、小腸、大腸、肝・胆・膵等を専門としています。

・精度の高い検査を提供しています
…消化器疾患の専門病院ならではの高い精度の検査を提供しています。

・午前中で終了します
…診察から検査まで午前中に終了します。午後はゆっくりとお過ごしください。

・消化器専門医が診断します
…人間ドックの判定は、専門医によるダブルチェックを行い報告しています。

当院の人間ドックの特徴1⃣

2023年5月8日に、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行されました。
それに伴い当院では、事前に連絡先として登録された方について入院患者の面会を可能とする等、制限を一部緩和いたしました。

【注意事項】
　・面会時間は、全日13：00～18:00となります。
　・マスク着用のうえ、短時間でお済ませください。

なお、職員は引き続き手指衛生・マスク着用等の感染対策のうえ、診療を行って参ります。

◇お知らせ

◆下部消化管内視鏡検査の特徴◆
下部消化管内視鏡検査には、他の大腸検査と比べて以下の特徴があります。
（長所）
・腸内を直接観察するため、他の検査では見落としやすい平坦な病変や５ｍｍ以下のポリープも発見できます。
・腸内に便が残っていた場合も病変と容易に判別できます。
・内視鏡スコープの鉗子口から挿入した器具を用いて、組織採取やポリープ切除、早期がんの治療も可能です。
（短所）
・大腸ＣＴ検査等に比べて、苦痛を感じやすい検査です。
※当院では患者様のご希望により苦痛軽減のために鎮静法を用いて眠りながら検査を受けることもできます。

次回「大腸の病気」をご紹介します。

下部消化管内視鏡検査・治療について2⃣

◆まとめ◆
大腸がんは早期に発見して適切な治療を行えば、日常生活にほとんど影響なく治すことができる疾患です。便潜血反応検査だけに頼っていると、悪性化の可能性があるポリープや早期がんを発見できず、がんを進行させてしまう可能性があります。ポリープを切除することは、将来の大腸がんを予防することに繋がります。そして、ポリープを発見・切除するためには、内視鏡が唯一有効な検査となります。大腸がんのリスクが高くなる４０歳以上の方は、下部消化管内視鏡検査を受けられるようお勧めします。

ご不安な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

下部消化管内視鏡検査・治療について5⃣

3⃣ 内視鏡的粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）
内視鏡の鉗子口から挿入した特殊なナイフを用いて病変の周囲を切開し、粘膜下層に生理食塩水を注入し、粘膜下層から病変を「剥がし取る」治療法です。ＥＭＲでは切除が難しいｃｍ以上の病変も粘膜内（および極わずかな粘膜下層）に限局されている場合には、開腹手術をすることなく同治療法が適応となります。

次回は、本稿のまとめとなります。

下部消化管内視鏡検査・治療について4⃣-2

◆内視鏡的治療について◆
下部消化管内視鏡を用いた治療には、主に以下の３つの方法があります。
1⃣ 内視鏡的ポリープ切除術
高周波スネアと呼ばれる金属の輪で隆起したポリープの根元を縛り、高周波電流で焼き切る治療法です。
2⃣ 内視鏡的粘膜切除術（ＥＭＲ）
平らな病変に対して粘膜下層に生理食塩水を注入し、ポリープ状に持ちあげて切除する治療法です。

下部消化管内視鏡検査・治療について4⃣-1

3⃣ 虚血性大腸炎
腸粘膜の血管に血液が通わなくなることで生じる疾患です。腹痛や下痢で発症し、やがて下血が続くのが特徴です。
4⃣ 大腸憩室症
大腸憩室とは、腸の壁が袋状に腸管外に突出した状態です。通常は無症状ですが、憩室部の血管が破れて出血する憩室出血や憩室内に細菌が感染して起こる憩室炎に繋がることもあります。

次回「内視鏡的治療」について、ご紹介します。

下部消化管内視鏡検査・治療について3⃣

◆大腸の病気◆
下部消化管内視鏡検査で発見される大腸の病気には、ポリープやがんの他に以下が挙げられます。
1⃣ クローン病
2⃣ 潰瘍性大腸炎
いずれも慢性の炎症により腸管の粘膜にびらんや潰瘍を引き起こす炎症性腸疾患のひとつであり、厚生労働省の定める特定疾患（難病）に指定されています。我が国では炎症性腸疾患が年々増加しており、特に潰瘍性大腸炎の患者数は世界で第２位となっています。１０代から２０代の若年層に発症しやすく、長期に亘ると大腸がんを合併する危険性が高くなります。

下部消化管内視鏡検査・治療について3⃣-1

同検査は、非常に簡便であるにも拘わらず受診率は4０％と極めて低く、がんの可能性がある陽性者の二次検診（精密検査）の受診率も６０％程度に留まっています。また、便潜血反応検査が陰性であれば他の大腸検査は受けなくてもよいとお考えの方も多いと思いますが、ポリープやがんがあっても陰性になることがあり、早期がんの発見率は５０〜６０％程度に留まっています。このように、便潜血反応検査はあくまでも大腸検査を受けるきっかけとなる検査と考えていただき、がんの診断には、より精度の高い検査が求められます。大腸の精密検査には、下部消化管（大腸）内視鏡検査、大腸ＣＴ検査等がありますが、今回は下部消化管内視鏡検査・治療について、ご説明いたします。

下部消化管内視鏡検査・治療について1⃣-2（おおるり65号抜粋）

◆はじめに◆
食生活の欧米化等に伴い、我が国の大腸がんによる死亡者数は年々増加しており、部位別のがん死亡者数（２０２１年：厚生労働省統計）では男女合計で第２位（男性：第２位、女性：第１位）と報告されています。一方、大腸がんは早期に治療をすれば完治しやすいがんであるため早期発見が非常に重要です。そのため行政による住民検診や企業検診、人間ドック等が広く実施されており、その最も簡便な検査法として便潜血反応検査があります。

八王子消化器病院

クチコミ

母の命を救ってくれました

医師や看護師さんの説明が丁寧

父がお世話になりました

ありがとうございました。

地元の開業医の方も通っています

東京女子医大の派遣病院です