Photo:rain near Tokyo subway by Angelo DeSantis
今年はなんだかはっきりしない梅雨の空模様ですね。しばらく晴れが続いたかと思えば、突然の雨で帰り道に傘がなくて困ってしまったり。
私はオフィスに置き傘をしているのですが、会社を出るころに雨が降っていなくても、自宅最寄り駅につくとどしゃぶりだったりして、せっかくの置き傘が役に立たないこともしばしば…。
でも最近、こういった帰宅時に傘を持ちあわせていない!という事態を、かなりの確率で回避できるようになりました。ヤフーの「
防災速報」と「
雨雲レーダー」を使っています。
作戦その1 防災速報で豪雨予測をゲットせよ
ヤフーで提供している「
防災速報」。登録すると、あらかじめ設定しておいた地域の豪雨などの情報が、メールやスマホアプリのプッシュ通知で届きます。
お仕事中、パソコンに向かっていることが多い方や、携帯電話(ガラケー)をご利用の方は
防災速報メール通知版のご利用をおすすめします。(ご利用にはYahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)
携帯・パソコン・Yahoo!メッセンジャーから複数の通知先を設定することができ、登録しておいた地域の豪雨予測を、このようなメールで受け取ることができます。
また、外出していることが多い方には、
防災速報スマホアプリ版をオススメします。こちらはプッシュ通知で豪雨予測が届きます。
それぞれ最大3地域まで設定できるので、「自宅・実家・勤務先」など複数の情報を受け取ることができます。もちろんメール通知版とスマホアプリ版の両方を利用するのもアリですよ!
作戦その2 雨雲レーダーで迫りくる雨に備えよ
防災速報のメールやプッシュ通知で豪雨情報をキャッチしたら、さっそく
雨雲レーダーで現地の雨の様子を確認してみましょう。
Yahoo!地図(PC版・スマホブラウザ版・アプリ)の
雨雲レーダーや、Yahoo!天気・災害の
雨雲ズームレーダーで見ることができます。
Yahoo!地図 PC版
Yahoo!地図アプリ
地元のエリアを拡大して見てみると、雨雲が徐々に近づいていることがわかります。現在の時刻から1時間後までの予測を見ることができるので、会社を出る直前にチェックしておけば、帰宅する頃にどのあたりで雨が降りそうかわかります。
もちろん先ほどの防災速報だけでも傘の備えはできますが、地図上でより詳しい雨雲の動きを見られるので、真っ赤になったレーダーの様子を見ては「うわぁ!すごい悪そうな雨雲きてる!傘!傘!」とよりいっそう警戒感も強まります。
雨雲レーダーが見られる同様のウェブサービスはいろいろありますが、ヤフーの雨雲レーダーは、
市町村の範囲や駅名、また学校やよく知っているお店の名前などがわかる詳しい地図上で見ることができるので、雨雲の動きをよりリアルに実感できます。
いつも行くコンビニが数十分後に真っ赤な雨雲に飲み込まれるのを見てしまったら、きっとあなたも傘なしでは帰れなくなるはず!?
作戦その3 さらなる裏ワザで防御率を高めよ
防災速報で設定できる3つの地域を最大限に活用します。
先ほど「自宅・実家・勤務先」と書きましたが、このうちのひとつを
自宅の西側にある市町村にしておきます。
大抵の場合、
雨雲は偏西風に乗って西からやってきます。
ですから、防災速報の設定地域を自宅のある地点より西側の市町村を設定しておくと、より事前に豪雨の情報をキャッチできる可能性が高まるというわけです。
さらに、雨雲が北・南・東側からせまってくる場合にもそなえましょう。先ほどのメール通知版とスマホアプリ版を別々の地域で設定したり、複数のYahoo! JAPAN IDを取得して設定地域を増やすこともできます。これで自宅のある市町村の周囲をぐるりと取り囲むように設定すれば、どんな方角からくる雨雲でもいち早く察知できて安心ですね。
この「
防災速報」と「
雨雲レーダー」の合わせ技を使うようになってから、帰宅時に突然の雨にぬれることが少なくなりました。備えあれば憂いなし! みなさんもぜひお試しくださいね。
Photo:虹 by kuracom
※防災速報で通知される予想降水量は、設定した地域の各市区町村の役所付近の予測値にもとづきます。そのため、設定している地域が、各市区町村の役所から離れている場合、予測値が異なる場合があります。
(文:伊藤)