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そのボタン「ぽちっ」と押してみて、簡単なので!

[便利帳]  2013年8月29日

夏も終わりに近づき秋の気配を感じてきましたね。皆さん今年の夏はどうでしたか?

雷さん、早くどっかに行って~!

今年の夏は猛暑や大雨だけでなく、雷も多かったですね。

私の家は最寄りの駅から3㎞くらいの距離にあるのですが、電車を降りて稲妻が光ると「顔面蒼白」。この3㎞をどう乗り切るかで頭がいっぱいに。
路線バスもないし、タクシーに乗るのはお金がもったいない。さらに、まわりは畑ばかりなので避雷針もない。

こんな雷、めちゃくちゃ怖い!


そんな時私はまず「Yahoo!地図アプリ」を起動し、雨雲レーダーをチェックするのですが、とっても便利なのが「現在地ボタン」!

現在地ボタン(左)Android版(右)iPhone版


この「現在地ボタン」を“ぽちっ”と押すと、GPSなどを使って「現在地」が推定され、今いる場所を中心とした地図になります。

現在地ボタンが青い矢印で表示されます


指でせっせとスクロールしたり、住所や駅名で検索しなくても、ボタンひとつで現在地を表示してくれるので、すぐに雨雲の状態を確認できますよね。
猛ダッシュで3㎞先の家へ帰るか、おとなしく雨雲が通り過ぎるのを駅で待つか、すばやく簡単に判断できるというわけです。

ちなみに猛ダッシュを決意した時の雨雲のようす


このような場面以外でも、便利な「現在地ボタン」。押したとこのない人には、ぜひオススメします! 地図アプリが一段と便利になりますよ。

便利なGPS機能

カーナビでおなじみのGPSですが、もちろんスマートフォンにも搭載されています。
「現在地ボタン」を押す前に、「GPS機能(位置情報サービス)」をONにしておくと、精度が大幅に良くなります。

GPSとは?
Global Positioning System(全地球測位システム)の略で、米国の人工衛星を使って現在地を知る事ができる便利なシステムです。高度2万メートル付近にある約30個のGPS衛星の内、4つ以上から電波を受けると、条件が良ければ誤差数メートルで現在地が分かります。
衛星が見えない屋内では使えず、都会のビル街のように反射しやすい場所では電波が届きにくかったり誤差が大きくなります。このような条件下では、GPSが今いる場所を必ずピッタリ指すわけではありませんが、屋外で現在地を知るには一番良い方法です。



屋内ではどうするの?
屋内なら雷の心配がないので、私は「現在地ボタン」を押す必要はありませんが(笑)、GPSが使えない屋内で「現在地ボタン」を押すと、どうなるでしょう?

屋内の場合は、携帯電話会社の基地局の電波を使ったり、無線LAN(WiFi)のアクセスポイントから出る電波を使って、おおよその場所がはじき出されます。
誤差はGPSよりも劣り、数百メートルから数キロメートルになります。
ちょっとズレは大きいですが、手早く現在地付近の地図を見たい時には十分使えますので、ぜひ「現在地ボタン」を“ぽちっ”と押してみてください。
(文:大橋)


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