アウトドアまっさかりの季節になってきましたね。今回は家族で行ったオートキャンプと、その行き帰りに立ち寄った地形観察のお話をご紹介します。
(竜洋海洋公園オートキャンプ場)
行き先は静岡県磐田市にある、
「竜洋海洋公園オートキャンプ場」(外部リンク)。このキャンプ場は、場内の施設がよく整備されている上に、日帰り入浴施設や長いすべり台のある公園にも隣接しているので、小さなお子さん連れのファミリー層にも人気のスポットです。
今回ご紹介する付近の全体図(クリックすると地図にジャンプします)
浜名湖のリアス式海岸
自宅の名古屋から、東名高速を浜松方面へ向けて走らせると、途中に浜名湖があります。この浜名湖、実はリアス式海岸となっており、以前は谷だったところが沈降して、のこぎりの歯のように複雑に入り組んだ形となっています。
リアス式海岸という名前は、中学生の頃社会の勉強で習ったことを覚えている方もいるのではないでしょうか。日本のリアス式海岸でもっとも有名なのは東北の三陸海岸かと思いますが、実は全国いろいろなところにあって、浜名湖もそのひとつとなっています。
東名 浜名湖SAから舘山寺方面を眺める
浜名湖SA付近の地図
天竜川河口
浜名湖を過ぎ高速道路を降りてしばらくすると、いよいよ今回利用する竜洋海洋公園オートキャンプ場です。
このキャンプ場は、日本で9番目に長い天竜川の河口に近く、隣接する公園から大河が海に流れ出るところを見ることができます。大河の河口は、どれほどダイナミックなのだろうか、と期待していたのですが、砂浜の切れ目から流れ出ている感じで、天候がよかったせいかも知れませんが、思いのほか穏やかでした。
水門の向こう側が天竜川。砂浜が途切れているところから、遠州灘に流れ出ている
隣接する公園
キャンプ場に滞在中は、たいへん風が強くとても寒く感じましたが、子供は元気なもので海岸や公園でたくさん遊ばせることができたので、親としては満足です。
後編へつづく。
(文:宮一)