年度末が近づき、今年も全国で高速道路やインターチェンジの開通が増える時期になりました。今回は、この2月に茨城県内で開通したばかりの圏央道のほか、この春に開通する各地の主な道路をご紹介します。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道) 境古河IC~つくば中央IC間 開通(茨城県)
- 開通日:2017年2月26日
- 延長:約28.5km
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位置図

この開通により圏央道は全体の約9割が完成しました。東京を中心に放射状に伸びる、東名高速・中央道・関越道・東北道・常磐道・東関東道が圏央道ですべてつながり、関東広域の高速道路ネットワークが大きく広がります。
首都高速横浜北線 生麦JCT~横浜港北JCT間 開通(神奈川県)
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位置図

横浜北線の開通で、新横浜などの横浜北部エリアから羽田空港・横浜港方面へのアクセス向上や、所要時間の短縮が見込まれます。また近隣道路での渋滞緩和も期待されています。
京奈和自動車道(紀北西道路) 岩出根来IC~和歌山JCT間 開通(和歌山県)
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位置図

この開通によって京奈和道と阪和道が接続、和歌山JCTから奈良県の五條北ICまでつながります。関西国際空港から高野山や九度山、吉野(奈良県)など観光地へのアクセスが向上します。
中部横断自動車道 増穂IC~六郷IC間 開通(山梨県)
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位置図

中部横断道は現在、中央道の双葉JCTから南に向かい増穂ICまで開通しています。この春、増穂ICからさらに延伸し、六郷ICまで新たに開通します。山梨県内で栽培が盛んなさくらんぼや桃、ぶどうなど、味覚狩りシーズンの移動には便利になりそうですね。
2017年の春は、開通したばかりの新しい道路を通って、ちょっと遠くへおでかけしてみませんか?
(文:伊藤)
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